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店主が日本中を旅して目利きしたご当地のうまいものが並ぶお店です。店内に並ぶのは、昔ながらの製法で作られる無添加調味料や、その土地ならではの美味逸品、子供にも安心して食べさせられるおいしいお菓子などなど。ぜひ宝探しする気持ちでいらしてくださいね。
2019-02-22

私の好きな味です

いつもきしな屋ブログを読んでくださってありがとうございます。

体脂肪を着込んでいるせいか今年の冬はあまり寒くなかった店長キョウコです。
もうこのまま春になるんでしょうか。
そういえば、このところ少し目がかゆいけど、そろそろ花粉が飛び始めたのかもしれませんね。
もう2月末ですもの、そんな時期ですね。

さて、今日は私の大好きな商品のご紹介です。

「万能だし醤油」
きしな屋のオリジナル商品「旅するバイヤーシリーズ」です。
奥出雲の森田醤油さんとコラボして特別に作ってもらっています。

「万能だし醤油」という名前ですが、いわゆる麺つゆです。
3倍希釈でつけつゆ、5倍希釈でかけつゆや炊き込みご飯のおだしに使えます。

めんつゆって、本当に便利な調味料ですね。
調味料各種をはからなくてもいいし、味付けがこれだけで決まるので、時間のないときは特に重宝しますね。
冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか。

しかし私、市販のめんつゆには思うところありまして量販店でめんつゆをほぼ買いません。

何が不満かというと、①化学調味料とかエキスいれすぎ、②甘い、の2点です。

①なんというか、めんつゆって化学の味が過ぎるものが多い・・・
(↑我が家では、化学調味料や各種エキス類のことを「化学の味」と呼んでいます(笑))
「化学調味料は毒だ!」と思ってるわけではありませんが、
ちょっと入れすぎー!って商品が多いんですよ。
化学の味が過ぎると、どんなにおいしい野菜やお肉を使っても、何食べてるのかわからなくなるから嫌なんです。

 

②そして、砂糖甘い
これは、純粋に好みの問題です。私は砂糖甘い味付けを好みません。
なので、肉じゃがやきんぴらなどの甘辛い味付けの料理はほとんど作りません。
基本的に塩味、醤油味です(笑)
娘は甘辛い味の煮物が好きなんですが、私がめったに作らないので、
数か月に1回、私の気が向いた時に作るとめちゃくちゃ喜ばれます。

市販の麺つゆは私には甘すぎるものが多いのです。

きしな屋の「万能だし醤油」にも、甘み付けの粗製糖が入っています。
お砂糖ゼロではありませんが、一般的な麺つゆに比べてずいぶん控えめな使い方です。
この甘くないところが私はすごく気に入っています。

甘い味付けにすると、素材のえぐみとか苦みとか嫌な味がわかりにくくなります。
逆に甘くしないと、素材の味を感じやすくなります。
ここまで砂糖の使用を控えめにできるのは、醤油をはじめひとつひとつの素材に上質なものを使っているからだと思います。

この商品を作っている島根の森田醤油さんは少し珍しい醤油屋さんで、だし醤油やぽん酢を作るのに自社内で昆布から出汁をとるところから始めます。
ぽん酢やだし醤油を作っている醤油屋さんはたくさんありませすが、そもそも製造を他のメーカーさんに委託しているところが多いです。手間ですもんね。
さらに昆布だしをとるところからやってるところとなると少ないです。
業務用のだしってたくさん売っていて、そういうものを使ったほうが安いし、手間もかからないのです。
そこを押して、時間と手間と材料費をかけて作っただしのおいしいこと。

ベースに絶対的なだしのおいしさがあるので、ほんとに甘さはひかえめでもおいしいんだろうな・・・

学者肌の森田社長のこだわりが炸裂した「万能だし醤油」、
ぜひご賞味くださいませ。

ちなみに「万能だし醤油」を使った料理の中でも特に私が好きなのは、炊き込みご飯です。
味付けはこれだけでOK、だしのきいた色も味も大変上品な炊き込みご飯に仕上がります。
筍をたくさんいただいた時に作った、筍ご飯のおいしかったことよ・・・

店長キョウコ

 

 

 

 

 

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